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事例研究
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事例の件名ケーススタディ: おもに昼間に頻尿が発生する うつ病
状況や現象Pさん、女性50歳。Pさんは不動産業界で営業として働いていますが、ノルマがきつく、帰りも夜遅くなりがちです。不動産屋さんなので水曜は休みなのですが、その休みも半分以上出勤しています。出勤しているわりに、仕事の能率は落ちているようです。
夜も寝にくくなったり、寝ているときに噛みしめがひどかったりします。昼間は、頻尿で1時間おきにトイレにいってしまったりします。夜は頻尿は発生しません。
本人が困っていること気分がうつうつとする, 眠れない, 昼間頻尿, 歯の噛みしめ
Pさんは50代なので、年齢的に更年期障害なのかもと思っていましたが、不眠症も長く続きますし、いくら年齢的なものといっても頻尿の度合いが昼間と夜とで違いすぎる点が気になっていました。
朝気が付くと、奥歯の噛みしめもひどく、緊張していることがわかります。
仕事的にも時間をかけているのに、能率があがらず、さらにイライラしてきます。周囲にも迷惑をかけはじめていることに気付いていて、同僚に申し訳ないと思っています。
周囲(上司・同僚・家族等)が困っていること指示した仕事ができるが、質が落ちた; ぐるぐると悩んでいるかんじがする
いつもまじめなPさんが最近気分が落ち込み気味ですし、仕事の書類上のミスも増えているので、同僚や上司がダブルチェックするのにも手間がかかります。特に不動産屋さんなので、お客様の資産を扱う以上、書類にミスがあっては信用に傷がつきます。それにまじめなPさんがさぼっているとは思いませんが、トイレの回数も多いので、中座も休憩時間としては目立ちます。
考えられる病気の可能性うつ病; 自律神経失調症; 抑うつ状態; 心因性頻尿
当人や周囲がやったことがいいこと、解決のヒント心療内科を受診。
昼間、仕事中に緊張しているときに頻尿が発生し、自宅でリラックスしているときは頻尿がでないことや、不眠や奥歯のかみしめなどから、自律神経の乱れが予想されます。年齢によっては確かにトイレが近くなりがちですが、過活動膀胱にしては昼と夜の差がありすぎます。昼間に仕事のストレスなどから、交感神経が活動しすぎていることが予想されます。夜に副交感神経が優位になると、頻尿はなく、普通に戻っています。
心療内科でうつ病や自律神経失調症などの確認をして、適切な治療をおすすめします。心療内科でない場合は、一般的な老化による頻尿として内科もみてもらいましょう。
備考50代女性はどうしても、それ以前と違って体調の崩れがいろいろと出ますので、複数の診療科で適切な受診をして、地道に治療していきましょう。
* あくまでも、カウンセリングの代表的な事例研究、助言例ですので、実際の個人ごとに症状や困り感などは異なります。
** 「医療診断」ではありませんので、必ず産業医やかかりつけ医にご相談ください。考えられる病気の例は、専門書などを調べて、広めに記載してあり、研究者によっては違う似たケースであっても、違う判断をされる場合があります。かかりつけ医や産業医でも、不安な場合は、大学病院や専門医にかかるようにしてください。

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大うつ病; 鬱病; 昼間頻尿; トイレが近い; 心因性頻尿

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Create: 01/14/2016 Update: 04/03/2017