バラ好きな方は、ご自分の庭のどこに好きなバラをどう仕立てようと考えるのが楽しいと思います。
お庭にはいるときに、バラのアーチがお迎えしてくれるとゲストに素晴らしく感じてもらえるに違いありません。
■ アーチの選び方
(1) 出這入りするものですので、十分な幅と高さを選びましょう。
(2) 材質は、アイアンのものや、木製などがあります。
(3) アイアンなどの場合はさびますので、ときどき(年1回か、隔年)さび止めを塗ったりすることになります。さびた感じがよいという場合はそれでもかまいませんが、腐食して倒れないようにしましょう。
(4) 設置場所と設置方法については、十分チェックして、施工も確実に行います。安全性を考えるとプロにお願いするほうがいいかと思います。DIYがお得意であれば、自分でもできますが、2,3人でやるべきです。1人ではまず施工できません。
(5) 木製の場合は、足元に注意しましょう。土台がコンクリートや石でないと、シロアリにやられてしまう可能性が大きいです。耐久性は、やはり全般的には、アイアンなどには劣ります。
* 2つの写真は、見本展示庭のため、実際のバラの育成の仕方と異なります。あくまで、参考としてご覧ください。
■ アーチに向いたバラの品種と育て方
アーチは高さが大人の頭より高いので、やはり2m以上伸びるような品種を選びましょう。
左右で違う色にしたり、違うタッチのバラにするなど、楽しめます。
主に、つるバラやシュラブローズが向いています。
(1) アーチの足元から数十cm離して植える。
Why:
近すぎると根を傷めやすいし、根が伸びにくいといけないので。
(2) S状にアーチの足元から誘引していく。できるだけ、下からでも咲くようにするのが全体に花が咲いてきれいになる。
Why:
アーチの上だけにぽつんとバラの花が咲いているのは失敗例です。アーチ脇から全体に花が咲くのが望ましい。
(3) アーチの柵の隙間には、バラの枝は通さない。外側を沿うようにして、針金、麻ひもなどで縛っていく。少し緩めのほうが、風などで揺れたときに「遊び」(余裕のこと)があってよい。
Why:
枝をアーチの柵の隙間に通すと、成長してきたり、枯れたりしたときに、融通がききません。
スクロールして探していただけます。
見たい品種名をWクリックしてください。その品種情報が開きます。 |
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【バラ図鑑】 緑の館 バラ図鑑 (5000品種以上の国内最大級の品種数)>> 育て方 >> バラの庭をつくるために<03> ~つるバラの仕立て方: アーチ~
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