1月は、引き続き、バラは休眠状態です。12月にできなかった方は、冬剪定や鉢植えの植え替えが必要です。
1月のお手入れは、主に7つです。
(1) バラの剪定と、つるバラの剪定と誘引
系統ごとに少し冬剪定(本剪定)はちがいますので、下記を参照ください。
(2) 大苗の植え付け
(3) 鉢の植え替え
2年に1度程度、鉢の苗の植え替えをします。土の栄養が減っていますので、土替えをします。
このとき、コガネムシなどの幼虫がいないか、苗の根の生育状態などを確認しましょう。
根が密集しすぎているときは、軽くほぐして、古い根を一部切り取ります。そのようにして、新しい根を出させます。
(4) 草取りなどをします。
雑草は抜き取ったら、コンポストのある方は、まとめてコンポストで処理させるのもよいでしょう。
バラの落葉などは、黒星病の菌や害虫の卵がついていることが多いので、廃棄するほうがよいでしょう。
(5) 水やり
鉢植えは表面が乾いたら、たっぷりやってください。冬は、週に1,2度くらいでよいでしょう。ただし、油断して水枯れさせてはいけませんので、注意しましょう。
庭植えの場合は、特にやらないでもかまいません。
(6) 施肥
寒肥を与えます。有機肥料などを根もとにまきます。少し掘って、施肥し、軽く土をかぶせるとよいでしょう。
地植えの場合は、株元から少し離れたところに、浅目に掘って肥料を与え、土をまぜるようにします。
(7) 一番のお楽しみ: 来年の構想を練る
今年の育成結果を反省して、来年育てたい品種や庭の構想を練ります。最も楽しいシーズンです。
たとえば
場所が適さなかった苗を、植え替えする。
気に入らない苗の抜き取り。
新しい苗の取り寄せ、購入など。
■ 読み物連載 1月の記事
連載: 新々々 テラスハウスの庭を育てる日記<57> 2017年1月6日 ~新春庭仕事始め2~
連載: 新々々 テラスハウスの庭を育てる日記<56> 2017年1月2日 ~ローズリスト16~
連載: 新々々 テラスハウスの庭を育てる日記<55> 2017年1月2日 ~あけましておめでとうございます 新春庭仕事始め~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<62> 2016年1月24日 ~ローズリスト11~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<61> 2016年1月19日 ~大苗買いました~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<60> 2016年1月9日 ~庭大掃除5日め~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<59> 2016年1月3日 ~庭大掃除4日め~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<58> 2016年1月2日 ~ローズリスト10~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<57> 2016年1月2日 ~庭大掃除3日め~
連載: 新々 もっと小さな庭を育てる日記<56> 2016年1月1日 ~あけましておめでとうございます~
連載: 新・小さな庭を育てる日記<12> 2013年1月30日 ~球根の移植とバラ液肥~
連載: 新・小さな庭を育てる日記<11> 2013年1月26日 ~鉢植えの土替え続きとバードウォッチング~
連載: 新・小さな庭を育てる日記<10> 2013年1月14日 ~初雪~
連載: 新・小さな庭を育てる日記<09> 2013年1月11日 ~鉢植えバラの土替え~
連載: 新・小さな庭を育てる日記<08> 2013年1月8日 ~つるバラ誘引と寒肥やり~
連載: 新・小さな庭を育てる日記<07> 2013年1月2日 ~新年とローズリスト~
| 用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。
肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。
日陰でお悩みの方に 光合成の力を高めて、苗の力を自然に引き出します。 |