バラの庭をつくるために<08>　～つるバラの仕立て方：　トレリス～

(1) ベランダなどスペースが狭い場合に、1m以下の小ぶりのトレリスを使う。
(2) 半つる性のバラやシュラブ系統のバラなど、2m未満のつるの長さの場合は、トレリスに広げると美しく見えます。
(3) 小型で枝が細く、枝垂れるように見せたい場合に、トレリスを使うとこれも美しく見えます。

トレリスの大きさはさまざまですが、0.5mから1.5mくらいが適当でしょう。

(1) トレリスには、外側からつるをらせん状にまきつけて誘引します。つるは、下のほうから上にむかって巻きつけていき、麻紐やビニールタイなどで、少し隙間をあけて（遊び部分を残して）、留めつけていきます。
(2) 枝が細めで、やわらかめのバラ品種を選ぶのがよいでしょう。

(3) つるの長さは1.5mくらいまでに伸びるものが適当でしょう。

(4) 逆に、枝が太すぎて曲げにくい、3m以上伸びるようなものは、トレリスには不向きです。

(5) つるは、トレリスのすき間を通さないようにしましょう。育つと、次の処理ができにくくなります。

(6) 最初に、少し仮留めしておいて、最終的な位置を決めると、バラの花が咲いたときにバランスよく枝が誘引されて、花つきもよくなります。

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