6月は梅雨があけているか、あけていないかの微妙な季節です。
6月のお手入れは、主に5つです。
(1) 病害虫対策のため、薬剤散布などをしましょう。
家庭園芸の場合、なかなか農薬をまくのは抵抗がある人もおいでだと思います。ですので、好みや庭の条件にもよりますが、薬剤による病害虫予防などもしましょう。
薬剤のタイミングや、濃度、取扱などは、必ず説明書をよく読んで実施しましょう。でないと、皮膚がかぶれたり、クレマチスのほうが枯れたりしてしまいます。
(2) 咲きがらを取りましょう。
春~夏咲きのクレマチスの花が咲き終わりに近づいたら、ハサミなどで切ってしまって、枝を休ませてあげるのがいいでしょう。クレマチスの実は面白い形ですが、株そのものに負担が減ります。
花を切るときは、花のすぐ下の3枚葉の下までは必ず切りとります。
少し早めに切ってしまって、室内に飾るのもいいでしょう。枝が短くても、浅めのガラス鉢に浮かべるときれいです。
冬咲きクレマチスは休眠中です。もちろん、水遣りはお忘れなく。
(3) 草取りなどをします。
雑草は抜き取ったら、コンポストのある方は、まとめてコンポストで処理させるのもよいでしょう。
(4) 水やり
涼しくなってきたので、鉢植えはだいたい1日おきくらいで十分になってきます。
庭植えの場合は、特にやらないでもかまいませんが、あまり何日も晴れて雨が降らないようでしたら、水やりもしてあげてください。
よくない水やりは、ほんの申し訳程度にあげるというものです。やるときは、きっちり、たっぷりを水やりしましょう。
(5) 施肥
庭植えのクレマチスには不要です。繰り返し咲くタイプの鉢植えのクレマチスには、置き肥と液肥をやります。
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