初心者が失敗しやすいのは、品種の特性を考えないで、自宅の環境で無理に育てようとしたり、御世話を放置したり、逆に手間をかけすぎたりすることです。
それらのポイントを回避できれば、うまく育つ確率があがるでしょう。
(A) 自分にあったバラを探す
まず、自宅で育てる環境を整理してみましょう。
(1) 日当りは、よい? 悪い?
(2) 場所は、土のある庭? コンクリートの庭? ベランダ栽培?
* バラは観葉植物と違って、室内栽培はかなり困難です。せめて、ベランダにしましょう。
(3) 栽培場所の広さは? 1m以上取れる? それより狭い?
(4) 栽培するところの高さは? 1m以上ある? ない?
これらをまず考えてみましょう。
もし、
(1) 日当り=悪い 場合は、「半日陰OK」「日陰OK」という品種を中心に探します。
(2) 庭の場合、地植えが可能です。かなり選択肢は広がるでしょう。シュラブ系のバラや、つるバラ、ハイブリッドティーなども選択できます。
コンクリートの庭の場合は、鉢を用意しなければいけませんので、鉢のサイズに依存します。
ベランダの場合、それと同じく、鉢植えになりますが、さらに耐暑性が高いとあるものを選択するようにしましょう。
(3) 場所が広いなら、横張するバラでもOKですが、あまり広くないと小型のフロリバンダや、ハイブリッドティーの直立性バラを選ばざるを得なくなるでしょう。
(4) 狭いけど、高さを確保できる場合は、つるバラを選ぶことができます。高さがあまりないときは、小型のハイブリッドティーか、フロリバンダを選ぶことになります。あるいは、ミニバラなどです。
ハンギングしたり、誘引方法を変えたりして、多少は融通が聞きますが、たとえば、こういったことはもう無理と思ったほうがよいでしょう。
× 室内でバラをずっと育てる。
× つるバラなのに、50cmくらいに低く切りつめてしまう。
× 大型のシュラブ(イングリッシュローズが多いです)系バラを狭い場所で育てる。
(B) 次に、上記の種類の制約を元に、「育てやすい」「強健」「初心者向き」「耐病性が高い」などの特徴があるものをピックアップします。
(C) さらに、好きな色は、花の大きさ、咲き方などを好みのものを探していきます。
緑の館バラ図鑑の多くの品種には、写真がついていますので、花の色や形で確認して探すといいでしょう。
他に、好きな香りのバラを探すというのもいいかもしれません。
もちろん、「好きこそものの上手なれ」で、(B)より先に(C)でもけっこうなのですが、その場合も品種の特徴をよく読んで、マイナス面をカバーできるように御世話しましょう。
ぜひ、緑の館バラ図鑑の検索機能を活用して、一番あったバラを探してみてください。
用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。
| 肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。
| 日陰でお悩みの方に 光合成の力を高めて、苗の力を自然に引き出します。 |
お気に入りに追加
【バラ図鑑】 緑の館 バラ図鑑 (5000品種以上の国内最大級の品種数)>> おすすめ >> 初心者向きのバラ <2> 初心者むけバラを探す; 【バラ図鑑】 緑の館 バラ図鑑 (5000品種以上の国内最大級の品種数)>> 育て方 >> 初心者向きのバラ <2> 初心者むけバラを探す; 【バラ図鑑】 緑の館 バラ図鑑 (5000品種以上の国内最大級の品種数)>> 読み物 >> 初心者向きのバラ <2> 初心者むけバラを探す
[広告]
|