平らで少し広いお庭の場合、高低のメリハリがなくなってしまいます。
室内から窓越しにお庭を見た場合、芝生だけで遠くにフェンス・・・・という構造ですと、寂しく感じてしまいます。
そんなときに、いくつかのオベリスク仕立てのつるバラがありますと、ちょうどよい位置にバラを鑑賞することができます。
また小型のオベリスクは、鉢栽培で小型のつるバラを育てるときにあると便利です。サイズやデザインもいろいろとあるので、気に入ったものを探してみましょう。
■ オベリスクに向いたバラの品種と育て方
オベリスクの大きさはさまざまですが、1mから1.8mくらいが適当でしょう。
(1) オベリスクには、外側からつるをらせん状にまきつけて誘引します。つるは、下のほうから上にむかって巻きつけていき、麻紐やビニールタイなどで、少し隙間をあけて(遊び部分を残して)、留めつけていきます。
(2) 枝が細めで、やわらかめのバラ品種を選ぶのがよいでしょう。
(3) つるの長さは2mくらいまでに伸びるものが適当でしょう。
(4) 逆に、枝が太すぎて曲げにくい、3m以上伸びるようなものは、壁などに誘引したほうがよいでしょう。
(5) つるは、オベリスクの間を通さないようにしましょう。育つと、次の処理ができにくくなります。
(6) 最初に、少し仮留めしておいて、最終的な位置を決めると、バラの花が咲いたときにバランスよく枝が誘引されて、花つきもよくなります。
スクロールして探していただけます。
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【バラ図鑑】 緑の館 バラ図鑑 (5000品種以上の国内最大級の品種数)>> 育て方 >> バラの庭をつくるために<05> ~つるバラの仕立て方: オベリスク~
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