10月後半から、11月にかけて、秋バラが咲きます。
この時期のバラは、春に比べて株満開になるものは少ないですが、しっとりと形よく咲きます。多くの品種で、色も一番いい色がでて咲くといわれています。茶色や紫のニュアンスの繊細な薔薇が好きな方には、最高のシーズンです。
植物園、バラ園にいって、じっくりバラ鑑賞をするのがおすすめ。
写真撮影が趣味の方は、特におすすめ。少し曇りの日に、寂しげに咲く秋バラは、写真素材にぴったりです。
(三脚など禁止のところが多いので、ご注意ください。また撮影に熱心になりすぎて、マナーを忘れないように。他の方も見たくて、バラ園においでなのですから。)
秋バラを見るメリットは他にもあります。
これから冬にかけて、大苗が園芸店で売られます。
一季咲きのバラは見ることができませんが、秋バラを見て、色や花形、樹形、葉色などを直接見て、一番気に入ったものを選んで注文するとよいでしょう。
それに、庭のどこに、どのバラを植えるか考えるのも楽しみです。
逆に咲いていないバラは、四季咲きしにくいということですから、四季咲きバラだけコレクションしている方には、除外したいバラ品種がわかります。
あるいは、「返り咲き」とあるのに、どの程度返り咲きするのかが、目安でわかります。
(もっとも、植物園はプロが育成しているし、広くて日当りもいいので、なかなか都会の家庭の庭よりずっと条件がいいので、我が家では同じとはいえないのですが・・・。まあ、参考にはなります。)
そして、もう1つは、咲いていないつるバラの誘引方法を観察することです。花が咲いているとつい花に目がいってしまいますが、葉が少し落ちて、つるが見えている秋のつるバラは、誘引方法の勉強に大変役立ちます。ぜひ、研究してみてください。
ぜひ、緑の館バラ図鑑で、ほしいなと思うバラの候補を探して、リストアップしておいてから、バラ園にいって直接実物を見てきてくださいね。
植物園やバラ園では、ショップもありますから、帰りにお気に入りのバラ苗を持ち帰るというのもありです。
重たいなと思う方は、帰ってから通販で注文しましょう。
ついでに、多くのバラ園は観光地にも近いので、ランチやディナーにおいしいものを食べて「食欲の秋」とするのもOK(笑)。
植物園・バラ園リスト
さあ、バラ園にGo!!
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