緑の館 バラ図鑑　携帯版>> 育て方 >> バラ育成Tips集　～バラ苗の鉢植えかえ～

■育て方

■すべての方

バラ育成Tips集　～バラ苗の鉢植えかえ～

(1) 苗の生育があまりよくない。特に、根がぐらついていて抜けそうである。 (2) 苗の根が、鉢の裏の鉢穴から伸びてくるぐらい、根が回り過ぎている。 (3) 苗の生育がいいの一回り大きい鉢に植え替えたい。 (4) 苗の生育があまりよくない。葉の茂りなども悪いし、花も咲かなくなってきた。 (1)の場合は、根が弱っている可能性があります。たとえば、コガネムシの幼虫にやられている、根の発育がよくないなどです。放置しておくと、最悪枯れてしまいます。 (2)は、苗そのものは元気ですが、これ以上小さい鉢のままだと生育が悪くなってしまいますので、いまのうちに対処が必要です。 (3)もまあ苗そのものは元気ですが、枝ぶりなどとのバランスでやはり、大きめの鉢に植え替えるほうがいいという場合です。 (4)は、土の中に養分が減ってしまっていますので、いっそのことやはり、新しい土に変えたほうがいいでしょう。 右写真　→ 　冬に植え替えで様子見のため、掘り上げたフロリバンダローズの根っこ状態。 白い根がありますが、少し少ないようです。太い根は2本ほどあります。

(1) 新しいバラ用配合土
(2) 有機肥料（元肥に使えるもの）
(3) 液肥
(4) 鉢底石、鉢底ネットなど
(5)　一回りかふたまわり、大きめの鉢　たとえば8号鉢なら10号にするなど。

注意：　新苗の場合はもともと若いので、これはやらないでください。

(1) 　株を傷めないように、根もとをつまんで、少し引き抜くように枝をゆすってみて、株を古い鉢からはずします。

(2) せっかくですので、根っこの状態をみてみましょう。白い細い根があるでしょうか。根がまわりすぎていませんか（サークリング状態）？

(3) 根が回り過ぎているときは、少しほぐして、古い根を切ります。切り過ぎないように注意しましょう。
教材によっては、洗って土を落としなさいという指導があることもあります。もし、コブができているなどの場合は病原菌をもっている可能性もありますので、そのほうがいいでしょう。あまり問題がない場合は、無理にやらないでもかまいません。
コガネムシの幼虫がいないかもチェックしましょう。

(4) 大苗の植え方の通り、新しい土で植え替えます。基本の植え方のとおり、下に有機肥料を入れて、土をかぶせ、その上に株を植えかえます。

(5) 支柱を挿して、たっぷりと水をやります。

(6) 3，4日は、半日陰におきまして、安定してきたら、日向で育てます。よく注意して、必要に応じて、液肥などをしばらくは頻繁にやる、水切れしないように注意するなど、注意してやりましょう。

Why：　これはなぜかというと、いきなり日当りのいいところに置きますと、乾燥でよけいに枯れてしまうかもしれないからです。半日陰で養生をして、様子をみて大丈夫となったら、日当りのいい場所におきます。日当りは植物が光合成する以上、当然必要なものです。弱っている苗の場合は、場所移動しやすいように、元気を回復しきるまで、鉢植えにしておくのをお勧めします。鉢のサイズは、株の状態にあわせてください。鉢が小さすぎると、植え替えのせいで枯れてしまいますので、注意が必要です。

用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。 バラに最適バラの土！プロトリーフバラの土5リットルバラの栽培はこの土だけでOK！！ 価格：1,280円（税込、送料込）

肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。 効果抜群のバラ専用の肥料ですバラの肥料　1,8kg 価格：1,100円（税込、送料別）

日陰でお悩みの方に　光合成の力を高めて、苗の力を自然に引き出します。 ペンタガーデンPRO（プロ）350mlALA配合（5-アミノレブリン酸）お得な1000倍希釈ペンタガーデン... 価格：3,150円（税込、送料別）

お気に入りに追加

緑の館 バラ図鑑　携帯版>> 育て方 >> バラ育成Tips集　～バラ苗の鉢植えかえ～

(C) 2010-2013  GreenMaison Co.,ltd.　  All rights reserved.