4月になったら、バラの新芽もどんどん動いてきます。
みなさんのお庭のバラも、新しい芽がどんどんでてきて、葉っぱも展開してきているはずです。
後半になりますと、そろそろ小さい蕾が見えてくるはずです。ぜひ確認してみてください。
4月のお手入れは、主に5つです。
(1) 新苗を植えましょう。
園芸店には、3月頃から新苗のポットが並びます。通販ショップの場合は、新苗の予約も始まっています。人気品種はすぐ売り切れてしまいがちですので、ぜひ早めに予約しましょう。
新苗の植え方の手順は、こちら。
(2) 病害虫対策のため、薬剤散布などをしましょう。
家庭園芸の場合、なかなか農薬をまくのは抵抗がある人もおいでだと思います。ですので、好みや庭の条件にもよりますが、薬剤による病害虫予防などもしましょう。
薬剤のタイミングや、濃度、取扱などは、必ず説明書をよく読んで実施しましょう。でないと、皮膚がかぶれたり、バラのほうが枯れたりしてしまいます。
農薬に抵抗のある方は、コンパニオンプランツを植える、あるいは庭のチェックを頻繁にして、虫がでてきたら、手やピンセットなどでこまめに捕りましょう(これを、テデトールなどといったりします)。
(3) 水をほしがっているので、水やりはお忘れなく。
芽も根もどんどん動いていますので、水やりは大切です。
鉢底から、水が流れるほど、たっぷり水やりをします。
(4) ハイブリッドティーローズの場合は、側芽欠きや側蕾摘みを行います。
これは、ハイブリッドティーの場合は、メインの花を大きく育てて咲かせますので、脇にでてきた小さな蕾を残しても、小さな房咲き状になってしまいます。これを嫌って、メインの花にだけ栄養がいくように、脇の蕾を取ってしまいます。
側芽は、メインの芽の隣にできた小さな芽です。伸ばしてもかまいませんが、葉ばかりになって、栄養ロスになりますので、早いうちに取ってしまいます。側芽欠きは、ハイブリッドティーとフロリバンダで行います。側蕾摘みのほうは、ハイブリッドティーのみで、蕾がはっきりしはじめる4月末頃から行います。
(5) 草取りなどをします。
雑草は抜き取ったら、コンポストのある方は、まとめてコンポストで処理させるのもよいでしょう。
バラの落葉などは、黒星病の菌や害虫の卵がついていることが多いので、廃棄するほうがよいでしょう。
温かくなってきますので、雑草は伸びやすいです。こまめに雑草取りをしましょう。
[4月も後半になるとだんだん、蕾もふくらんできます。楽しみですね。] | 用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。
肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。
日陰でお悩みの方に 光合成の力を高めて、苗の力を自然に引き出します。 |