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【バラの育て方】 9月のバラのお手入れ



9月は、台風シーズンです。台風の多く来る地域の方は、特に注意しましょう。

バラ・ファンのお楽しみは、9月、10月になりますと、大苗が予約開始となります。新作のバラもでますので、どれを買おうか、コレクションをふやそうか、あるいは同じお気に入りのバラを買い足して、庭を充実させるかなど、お買いものが楽しみです。


9月のお手入れは、主に5つです。

(1) 病害虫対策のため、薬剤散布などをしましょう。

家庭園芸の場合、なかなか農薬をまくのは抵抗がある人もおいでだと思います。ですので、好みや庭の条件にもよりますが、薬剤による病害虫予防などもしましょう。
薬剤のタイミングや、濃度、取扱などは、必ず説明書をよく読んで実施しましょう。でないと、皮膚がかぶれたり、バラのほうが枯れたりしてしまいます。
農薬に抵抗のある方は、コンパニオンプランツを植える、あるいは庭のチェックを頻繁にして、虫がでてきたら、手やピンセットなどでこまめに捕りましょう(これを、テデトールなどといったりします)。
高温ですので、うどん粉病や黒星病は少しましになります。その分、回数を減らしてもかまいません。なお、ハダニは暑さや湿気も気にせず、繁殖しますので、そちらを重点的に対応されてもよろしいでしょう。

(2) 四季咲きバラは、秋の花を咲かせるための夏剪定をします。

ハイブリッドティーやフロリバンダ、シュラブローズの一部などは、四季咲きや繰り返し咲きです。四季咲きとはいえど、主に咲くのは春と秋です。しかも、秋の花のほうが色がきれいにでる品種もありますので、多くのバラ園芸家の楽しみです。秋花をできるだけ、そろえて咲かせるために、夏剪定の時期を調整して実施します。

遅咲きのバラは、8月末頃から行います。早咲きのものは、9月上旬にします。そうしますと、ほぼ同じ時期に花が咲きそろってきれいです。

(3) 草取りなどをします。

雑草は抜き取ったら、コンポストのある方は、まとめてコンポストで処理させるのもよいでしょう。
バラの落葉などは、黒星病の菌や害虫の卵がついていることが多いので、廃棄するほうがよいでしょう。

(4) 水やり

夏の暑さがだんだん厳しくなり、すぐ水枯れしやすくなってきますので、鉢植えはだいたい1日1回はやることになります。
庭植えの場合は、特にやらないでもかまいませんが、あまり何日も晴れて雨が降らないようでしたら、水やりもしてあげてください。
よくない水やりは、ほんの申し訳程度にあげるというものです。やるときは、きっちり、たっぷりを水やりしましょう。

出張や旅行などででかける場合は、ペットボトルを利用した水やりグッズや、濡らした新聞を株元に置くなどという方法もあります。2,3日程度でしたら、そういった対策をしておけば大丈夫でしょう。
ベランダや屋上など、昼間高温になりやすく、強風で乾いた状態になりやすい場所は、鉢の下にすのこを敷く、空き鉢をひっくりかえしてその上に鉢を置くなど、コンクリートから鉢底を離す工夫をしましょう。かなり乾燥がましになります。

(5) 台風対策

支柱をふやしたり、フェンスにゆわえたり、鉢植えの場合は、台風が来る前にわざと倒しておいたりします。
台風が去ったら、もとに戻します。

* ベランダガーデンの方は、高層階ほど風が強いので、特に台風対策は念入りにしましょう。


用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。



肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。


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Create: 06/02/2010 Update: 09/02/2013