3月になったら、バラの新芽も動きはじめます。
お庭のバラに、小さな芽をみつけると、うきうきしてきますね。
3月のお手入れは、主に4つです。芽が動くのと同時に、根も動いていますので、植え替えは避けましょう。
(1) 芽出し肥えを施します。
芽と根を出すために、肥料をやります。早く吸収されるように、化成肥料のほうがいいでしょう。大苗の場合、一つかみほどを与えます。
(2) 病害虫対策のため、薬剤散布などをしましょう。
家庭園芸の場合、なかなか農薬をまくのは抵抗がある人もおいでだと思います。ですので、好みや庭の条件にもよりますが、薬剤による病害虫予防などもしましょう。
薬剤のタイミングや、濃度、取扱などは、必ず説明書をよく読んで実施しましょう。でないと、皮膚がかぶれたり、バラのほうが枯れたりしてしまいます。
農薬に抵抗のある方は、コンパニオンプランツを植える、あるいは庭のチェックを頻繁にして、虫がでてきたら、手やピンセットなどでこまめに捕りましょう(これを、テデトールなどといったりします)。
(3) 水をほしがっているので、水やりはお忘れなく。
芽も根もどんどん動いていますので、水やりは大切です。
鉢底から、水が流れるほど、たっぷり水やりをします。水やりで、(1)の芽出し肥えが、根から吸収されます。
(4) 新苗を植えましょう。
園芸店には、3月頃から新苗のポットが並びます。通販ショップの場合は、新苗の予約も始まっています。人気品種はすぐ売り切れてしまいがちですので、ぜひ早めに予約しましょう。
新苗の植え方の手順は、こちら。
[新芽が展開しだしたバラ] | 用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。
肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。
日陰でお悩みの方に 光合成の力を高めて、苗の力を自然に引き出します。 |