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【バラの育て方】 10月のバラのお手入れ



10月も、台風シーズンが続く年があります。台風の多く来る地域の方は、特に注意しましょう。

バラ・ファンのお楽しみは、9月、10月になりますと、大苗が予約開始となります。新作のバラもでますので、どれを買おうか、コレクションをふやそうか、あるいは同じお気に入りのバラを買い足して、庭を充実させるかなど、お買いものが楽しみです。

そして、いよいよ秋バラが咲くお楽しみもあります。秋バラは花数は春に及ばないものの、色はぐっと深みがあります。

10月のお手入れは、主に6つです。


(1) 病害虫対策のため、薬剤散布などをしましょう。

家庭園芸の場合、なかなか農薬をまくのは抵抗がある人もおいでだと思います。ですので、好みや庭の条件にもよりますが、薬剤による病害虫予防などもしましょう。
薬剤のタイミングや、濃度、取扱などは、必ず説明書をよく読んで実施しましょう。でないと、皮膚がかぶれたり、バラのほうが枯れたりしてしまいます。
農薬に抵抗のある方は、コンパニオンプランツを植える、あるいは庭のチェックを頻繁にして、虫がでてきたら、手やピンセットなどでこまめに捕りましょう(これを、テデトールなどといったりします)。
涼しくなりましたので、ハダニはおさまってきます。一方、カイガラムシがつきやすくなってきます。

バラの害虫と益虫


(2) 咲きがらを取りましょう。

バラの花が咲き終わりに近づいたら、ハサミなどで切ってしまって、枝を休ませてあげるのがいいでしょう。ローズヒップができませんので、株そのものに負担が減ります。
花を切るときは、花のすぐ下の3枚葉の下までは必ず切りとります。
少し早めに切ってしまって、室内に飾るのもいいでしょう。枝が短くても、浅めのガラス鉢に浮かべるときれいです。
あるいは、新聞紙などの上で花弁を乾かして、あとでポプリなどに使うといいでしょう。

(3) 草取りなどをします。
雑草は抜き取ったら、コンポストのある方は、まとめてコンポストで処理させるのもよいでしょう。
バラの落葉などは、黒星病の菌や害虫の卵がついていることが多いので、廃棄するほうがよいでしょう。

バラのパートナープランツ

(4) 水やり
涼しくなってきたので、鉢植えはだいたい1日おきくらいで十分になってきます。
庭植えの場合は、特にやらないでもかまいませんが、あまり何日も晴れて雨が降らないようでしたら、水やりもしてあげてください。
よくない水やりは、ほんの申し訳程度にあげるというものです。やるときは、きっちり、たっぷりを水やりしましょう。

水やりの基本

(5) 台風対策

支柱をふやしたり、フェンスにゆわえたり、鉢植えの場合は、台風が来る前にわざと倒しておいたりします。
台風が去ったら、もとに戻します。

(6) 施肥
庭植えのバラには不要です。鉢植えのバラには、置き肥と液肥をやりますが、上旬で打ち切ります。

用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。



肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。


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Create: 06/02/2010 Update: 09/02/2013