緑の館バラ図鑑携帯版トップ バラ図鑑 / バラの育て方 / 読み物 / 庭園
[広告]


緑の館 バラ図鑑 携帯版>> 育て方 >> バラ育成Tips集 ~うどん粉病~
育て方すべての方

バラ育成Tips集 ~うどん粉病~




うどん粉病(うどんこ病)は、カビが起こすバラの病気です。名前の通り、葉、つぼみなどに白い粉を降ったように出現します。主に新芽など柔らかい部分に多くみられます。
一般に、風通しの悪い庭や日当たりが悪いと発生しやすいです。でも日当たりのいい場所においたバラにも発生します。残念ながら、品種によって、でやすいものと出にくいものがあります。

花にうどん粉病が発生した場合(最悪咲きません)
葉にうどんこ病が発生した場合

予防としては、

(1) その株や周囲のバラの葉が密にならないように剪定する

(2) 庭の風通しをよくする(高いブロック塀には、風通しの穴をあける、周囲に葉が密になる他の植物を植えないなど)

(3) 春のうちに、米ぬかをまいておく(無農薬栽培家がよくされます。水に溶いた米ぬかをジョウロで降りかけるようにバラの株全体に撒きます。)

(4) 予防用薬剤を使う。

(5) 対病性の高いバラ品種を選ぶ。

(6) 咲きがら摘みをまめに行い、カビが周囲に感染しないようにする。


残念ながら発生した場合は

(1) 自然農薬の利用(黄色い小型のテントウムシ。下写真) 黄色い小さなテントウムシは、うどんこ病の菌を食べてくれます。

(2) 優しく水で洗い流すようにしますと、少しおさまります。必ず、葉の表だけでなく、葉裏も丁寧に水で白い粉を落としましょう。

(3) ひどい場合はやはり薬剤に頼らざるをえない場合もあります。薬剤は、3,4種類をローテーションで使うとよいでしょう。


状況にあわせて、参考にしてください。

薬剤を使うときは、マスクやゴーグル、手袋などで自分も防御しましょう。
また使用したあとは、顔や手をよく石鹸で洗う、シャワーをあびるなど、体に薬剤が残らないようにしましょう。


化学農薬を避けたい場合は、竹酢液などを薄めて自作の薬剤を作る人もいます。

[広告]


お気に入りに追加

緑の館 バラ図鑑 携帯版>> 育て方 >> バラ育成Tips集 ~うどん粉病~


(C) 2010-2013  GreenMaison Co.,ltd.   All rights reserved.

 




Create: 05/10/2010 Update: 06/01/2013