11月は風が涼しくなり、引き続き、秋バラは咲いています。
ショップでは、引き続き、大苗の予約が可能です。新作のバラもでますので、どれを買おうか、コレクションをふやそうか、あるいは同じお気に入りのバラを買い足して、庭を充実させるかなど、お買いものが楽しみです。
11月のお手入れは、主に6つです。
(1) 病害虫対策は、涼しくなってきましたので、おおむね不要となります。
(2) 咲きがらを取りましょう。
バラの花が咲き終わりに近づいたら、ハサミなどで切ってしまって、枝を休ませてあげるのがいいでしょう。ローズヒップができませんので、株そのものに負担が減ります。
花を切るときは、花のすぐ下の3枚葉の下までは必ず切りとります。
少し早めに切ってしまって、室内に飾るのもいいでしょう。枝が短くても、浅めのガラス鉢に浮かべるときれいです。
あるいは、新聞紙などの上で花弁を乾かして、あとでポプリなどに使うといいでしょう。
(3) 草取りなどをします。
雑草は抜き取ったら、コンポストのある方は、まとめてコンポストで処理させるのもよいでしょう。
バラの落葉などは、黒星病の菌や害虫の卵がついていることが多いので、廃棄するほうがよいでしょう。
(4) 水やり
涼しくなってきたので、鉢植えは表面が乾いたら、たっぷりやってください。
庭植えの場合は、特にやらないでもかまいません。
(5) 施肥
庭植えのバラ、鉢植えともこの月は不要です。
(6) 一番のお楽しみ: 来年の構想を練る
今年の育成結果を反省して、来年育てたい品種や庭の構想を練ります。最も楽しいシーズンです。
たとえば
場所が適さなかった苗を、植え替えする。
気に入らない苗の抜き取り。
新しい苗の取り寄せ、購入など。 | 用土は、バラ専用のものが一番簡単です。ふかふかなのがバラに最適。
肥料もバラ用のものだと配合がよいでしょう。
日陰でお悩みの方に 光合成の力を高めて、苗の力を自然に引き出します。 |